ファントム・オブ・パラダイス(Phantom of the Paradise)の動画フル無料視聴情報。。。。と言いたいところですが、残念なことに配信先が見つかりませんデシタ。ので、つらつらと内容とかをかいてみます。今日は閑話休題ってことで一つ(*’▽’)
「ファントム・オブ・パラダイス」は、1974年公開のアメリカ映画です。監督・脚本はブライアン・デ・パルマ。のちに「アンタッチャブル」や「ミッション:インポッシブル」などの監督として広く知られることになるブライアン・デ・パルマ氏の、比較的早期の作品です。
その映像表現は鮮烈であり、強く印象を残す作品になっています。(「ロッキー・ホラー・ショー」と共に、同様なジャンルの『カルト・ムービー』として、少数ながら熱狂的なファンの根強い支持を得ているとも言われています。)全編を通して、ロック・ミュージカル、あるいはロック・オペラの仕立てで構成され、才能には溢れているが容姿含めてどこか冴えないミュージシャンの“ウィンズロー”と、駆け出しの女性歌手“フェニックス”を核に、物語は進みます。(※個人的には、激烈なまでの「恋の物語」の要素が、この映画のコアにはあると思います。)
そこに敵役の“スワン”が登場し、複雑でドラマチックな筋へと展開していくのですが、いかにもこの監督らしい「オマージュ」や「ブラックユーモア」、あるいは時に「悪魔趣味」が散りばめられ、様々な観方を可能にするものになっています。
作品の半ば以降は、常に仮面をつけた「ファントム」の姿で登場するウィンズロー(演じるのはウィリアム・フィンレイ)。一方のフェニックス(ジェシカ・ハーパー)の姿は、終始、独特のカメラワークによって可憐で麗しい「歌姫」として表現されます。ファントムと歌姫はそう、この作品の下敷きのひとつ、あの「オペラ座の怪人」です。
そしてスワン(ポール・ウィリアムズ)の姿は、悪魔・メフィストフェレスに重なります。ゲーテの「ファウスト」も、この作品の元ネタのひとつなのです。(他にもいくつかの作品が指摘されています。)様々な下敷きがあっても、バラバラな印象に陥らず、一貫した流れを保つ作品となっているのは、ある意味見事です。
スワンとしての演技に、強烈な存在感を示したポール・ウィリアムズ。彼は、実は、「雨の日と月曜日は」(カーペンターズ)や「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」 (スリー・ドッグ・ナイト)等で知られる作曲家です。本作の音楽も担当しており、映画の流れづくりに大いに貢献しています。
ファントムオブパラダイス ベルセルク
ファントムオブパラダイスを知らない方でも、トレーラーみたら、もしかすると(あれ。。。どこかでみたフォルム。。。)と思うかもしれませんね。ええ、そうです。ベルセルクのゴッドハンド、フェムトの元ネタがこれですwかっこいいですよね~あのヘルメット。さすが三浦建太郎先生!!とうのも今日までです(*’▽’)ちゃんと元ネタがありましたとさ。
ベルセルクと言えば、アニメが始まりますね。映画で公開された黄金時代からの続きです。断罪の塔編が非常に楽しみであります。動画配信の情報は現在のところ、まだ情報が入っていません。
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